あくまでも好奇心

 

 

 

 

 

ある日、道重さゆみはふと不思議に思いました。
ちんこってどうなってるんだろう。
それは決して卑猥な妄想ではなく、純粋に興味が湧いたのです。

幼稚園の頃見た覚えがある男の子のちんこは(ω)こんな感じでしたが、

成熟した男性器とは一体、どんな形をしているのだろう。

1度気になり始めると、もうそのことが頭から離れません。
さゆみは毎日ちんこのことばかり考えて、

悶々とした日々を送っていました。

家族に頼んで見せてもらおうかとも思いましたが、

兄重とはもう何年も会話をしていないし、

父重は自分の部屋にひきこもってばかりなので、

諦めるしかありませんでした。

 

 

ω

 

 

そこで、さゆみは仕事の合間の楽屋で、

友達の亀井絵里に訊いてみることにしました。

「ねぇねぇ、絵里」
「どうしたの、さゆ」
「ちんこ生えてるってほんと?」
「へっ?」

何年か前インターネットで

絵里に男性器が生えているという書き込みを目にして以来、

さゆみがずっと気になっていたことです。

「絵里、ちょっと見せて」
「ち、違うよ、絵里はただのモリマン‥‥」
「お願い、30秒でいいから。 確認したいだけなの」
「え‥‥」
「ほら、ちょっとパンツ脱ぐだけだから」
「‥‥‥ま、まぁ少しだけなら」

 

さすが流されやすいえりりん。 Noと言えない日本人。
さゆみは絵里の頭の悪さに感謝しながら、

絵里のスカートをめくり上げ、白いパンツを豪快にずり下ろしました。

ちんこは見当たりませんでした。
どこかに小さいのが隠れてるんじゃないかと

さゆみは手探りで絵里の濃い目の陰毛をかきわけてみますが、

何も見つかりません。
「あ、あん‥‥」
懲りずに陰部をいじっていると、絵里の口から甘い声が漏れました。

さゆみはきょとんとして、しばらく絵里の顔を見つめていましたが、

やがてその周辺が湿っていることに気づきました。
思いきって内部に指を入れてみると、ぬるりとした感触。
「あっ!」
絵里が少し高い声を上げました。

 

絵里の反応が面白いので、

さゆみは絵里の体を色々と触り始めました。
服の隙間から中に手を滑り込ませ、ブラジャーのホックを外します。
硬くなった乳首を指で摘まむと、絵里は体をくねらせて悶えました。

さゆみはなんだか楽しくなってきて、

揉んだり舐めたりかき回したりしながら絵里の反応を見て

おかしそうに笑いました。

絵里は立っていられなくなったようで、楽屋のテーブルに手をつき、

足をがくがくと震わせています。
額には汗が滲み、濡れた前髪が張り付いていました。
楽屋には湿った音が響いています。

「‥‥や、あっ、んぅっ、あぁん!」
絵里の半開きの唇から漏れる熱い吐息が

さゆみの首元をくすぐります。
さゆみも何となく興奮してきて、絵里の顎を引き寄せてキスしてみました。
絵里はさゆみの唇にむしゃぶりつき、舌を絡ませてきます。

 

中に入れた2本の指を適当に動かし続けていると、

絵里のそこが急激に収縮し始めました。
さゆみは本能的に何かを察知し、そこを指でめちゃくちゃにかき回します。

「ひっ、あ、あぁぁっ‥‥‥いやあああ!」
絵里はひときわ高い声を上げて、へにゃりと床に崩れ落ちました。

さゆみはふぅ、と息をはいて、絵里の中から指を引き抜きました。
白く美しい指に、べっとりと透明の液体が付着しています。
さゆみは少し顔をしかめて、絵里の服でこっそり指を拭きました。

「絵里、ありがと。 なんかよく分かんないけど勉強になったよ」
さゆみはそう言って、

ぐったりして動かない絵里を置き去りにして楽屋を後にしました。
ちんこが見れなかったのは残念だと思いました。

 

 

ω

 

 

次にさゆみのターゲットになったのは

ハロプロが誇る芸能界屈指の男前、吉澤ひとみでした。
この人なら男性器があっても不思議ではありません。

「吉澤さんって、ちんこ生えてるんですか?」
「は?」


さゆみは、ぽかんとしている吉澤さんを床に押し倒しました。
「うわっ! 何すん‥‥」
「ちょっと失礼しますね」

さゆみは吉澤さんの体に馬乗りになって押さえつけ、

無理矢理ジーンズのチャックを開けようとします。
「わああ! やめろバカ、ちょ、っと待っ」
「確認するだけですから」

ジーンズをずり下ろすと、吉澤さんは頬を真っ赤に染めて、

手足をばたばたと振り回して暴れ始めました。

 

「やだー! やだよー! 何すんだよー!」
「もう、ちょっと大人しくしてて下さい」

 

さゆみは吉澤さんの水色のパンツの中に手を滑り込ませました。
吉澤さんは悲鳴を上げて、いっそう激しく暴れます。


「もー、めんどくさいなぁ」
さゆみは不機嫌そうに言って、

吉澤さんの中に乱暴に指を突っ込みました。
「うっ‥‥」
暴れていた吉澤さんの動きが、一瞬止まりました。


さゆみは右手をそこに突っ込んだまま、

左手で吉澤さんのTシャツとブラジャーを素早く押し上げました。

小ぶりの真っ白な乳房がぷるんと揺れます。

さゆみは思わず、その薄桃色の乳首に吸い付きました。
「っく‥‥‥あ、あぁっ」
吉澤さんは身を捩じらせて、小さく声を上げました。

 

吉澤さんの中が、じわりと濡れてきたのが分かりました。
さゆみは入れたままだった指を小刻みに動かしながら、

乳首を舌で転がします。
「うっ‥‥んぅっ」
吉澤さんは泣きそうな顔で、声を押し殺して攻めに耐えています。


なんだか悔しいので、さゆみは絵里のときに覚えたテクニックを

最大限に活かし、吉澤さんの体をいじくり回しました。
「く、うぅっ、あっ」
反応の良かった所を重点的にしつこく攻め続けると、

吉澤さんは顔を背けて涙を滲ませながら切ない声を漏らします。

「ひあっ、う‥‥あああああっ」
1番奥まで深く突き上げたとき、吉澤さんは喉を反らし、

さゆみの指をきゅっと柔らかく締め付けてイッてしまいました。
さゆみは満足げににっこりと微笑み、指を引き抜きました。


さゆみは放心状態の吉澤さんを置き去りにして、

楽屋から出て行きます。
「あ、そういえば」
廊下を歩いているとき、さゆみはふと気づきました。
「ちんこの確認するの忘れちゃった」

 

 

ω

 

 

さゆみは、最後の砦に賭けることにしました。
キッズの希望の星、岡井ちゃんにチャレンジです。
少年と呼ばれるからには、

やはりちんこが付いているに違いありません。

まだ13歳なので成熟しているかどうかは微妙ですが。
いや、むしろ第2次性徴過程の激レアちんこが拝めるチャンス

かもしれません。


さゆみは、絵里や吉澤さんのときと同じ楽屋に岡井ちゃんを

呼び出しました。
「えへ、えへへへ、道重しゃんどうしたんですかぁ」
何の疑いも持たずにやって来た岡井ちゃんを見て

少しだけ胸が痛みましたが、

やはりちんこへの興味は捨てられません。

「お、岡井ちゃんごめん!」
そう叫んで岡井ちゃんのジーンズに手をかけた瞬間、

楽屋のドアがバーンと開きました。
「道重ぇぇぇ!!!」
さゆみはビクンと肩を揺らし、岡井ちゃんから手を離します。

 

ドアを開けたのは、あろうことかつんく♂さんでした。
「岡井、出てってええぞ」
岡井ちゃんは状況を把握できないまま、

つんく♂さんに言われた通り、楽屋の外へ出て行きました。 


「道重、もうやめぇや。 こんなことして何になるねん」
つんく♂さんは真面目な顔で、さゆみを諭します。

「冷静になれ。 女にちんこが付いとるわけないやないか」
そう言って大きなため息をつきました。

「その上あんなレイプまがいのことまでして」
どうしてつんく♂さんが知っているのでしょうか。

「亀井も吉澤も可哀相にな。 しかも岡井にまで手を出すとは」
どこかから見ていたのでしょうか。

つんく♂さんの顔が、いやらしく歪みました。
「そんなにちんこが見たいんなら、俺のやつ見してやるから」

 

つんく♂さんがズボンのベルトをかちゃかちゃと外し始めた音を聞いて、
さゆみはやっと我に返りました。

「あの、つんく♂さん!!!」
「えぇ!? な、何や」
いきなり大きな声で叫んださゆみに驚いて、

つんく♂さんは手を止めました。

さゆみは目をキラキラさせて、嬉しそうに言いました。
「さゆみ分かったんです。

 確かに初めはちんこへの好奇心だけでした‥‥
 でも今は違うんです。 さゆみ、たぶん目覚めちゃったんです。

 女の人とエッチなことするのが楽しいって」

つんく♂さんは呆然としています。
「つんく♂さんには申し訳ないですけど、

 さゆみはこれからも自分に正直に生きていきます!」
さゆみは極上の笑顔で爽やかにそう言って、

軽やかな足取りで楽屋を出て行きました。

 

 

ω

 

 

数日後、各スポーツ新聞の1面に大きな見出しが載りました。

『つんく♂(39)、性転換を決意』

 

 

 

 

 

       ノノハヽ
      ( ・ 。.・*)
      (|  と)
       しωJ

 

 

 

 

 

 

 

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